調査会社NPDによると、アメリカ2月のXbox 360 販売台数は前年同月比53%増の39万1000台だったそうです。
そのほかWiiが75万3000台、PS3が27万6000台、PS2が13万1000台となっています。
Xbox 360向けタイトルの販売本数は『ストリートファイターIV』が44万6000本、『Call of Duty: World at War』が19万3000本で、『ストリートファイターIV』はPS3版と合わせると84万9000本です。
Xbox 360のプロダクトマネージメントディレクターAaron Greenberg氏は、前年同月比53%増という伸びが予測をはるかに超えていたとコメント。
ダウンロードコンテンツ『グランドセフトオートIV The Lost & Damned』が店頭販売されていれば、PS3向けタイトル『Killzone 2』の32万3000本を上回ってトップセラー入りしただろうとしています。
また「我々の調査によれば、Xbox 360の販売台数の多くはPS2 ユーザーが次世代ゲーム機としてXbox 360を選んだことによるものです。ユーザーはプレイステーションブランドからXboxブランドへ乗り換えています」と発言しています。
『ストリートファイターIV』のXbox 360版の販売本数はPS3版の40万3000本を11%上回る44万6000本ですが、『バイオハザード5』の初動も同様の比率で推移しているそうで、Greenberg氏はプレイステーションと結びつけて考えられていたブランドが、Xboxと結びつけて考えられるようになり始めたことが重要だと指摘。
「『バイオハザード』シリーズが我々のプラットフォームに初めて登場したことに興奮しています。これは『グランドセフトオート』に続くものであり、ご存知の通りこれまでプレイステーションと結びつけて考えられていた『ファイナルファンタジー』もやって来ます」と語っています。
なお、景気が後退しているにもかかわらずゲーム業界全体の売上げは前年同月比10%増の14億7000万ドル、ゲームソフトの販売本数は前年同月比14%増で2000万本近くに達しています。
NPDのアナリストAnita Frazier氏は、「いままで以上に消費者がゲームをプレイするようになり、新たなプレイヤーが増えています。ゲーム人口は2歳以上の61%に過ぎないため飽和状態にはほど遠く、新たなプレイヤーが参入するようなイノベーションを維持し続けられれば、個人消費の落ち込みを相殺するのに役立つでしょう」としています。
・日本ももうすぐで、100万台!!
頑張れ、ニッポン!!