6年間、待ち焦がれた一戦・・・
この対戦が実現した時ともに「元王者」という肩書きだけとなっていたものの、ヴァンダレイ・シウバは、PRIDEでは1999年の初参戦から2004年まで約5年間無敗であり、桜庭や田村、吉田、近藤など日本人トップ選手を軒並み撃破しつづけ、日本人にとって「天敵」とされていたが、常に熱い試合・どんな相手でも恐れることのない勇敢な姿から徐々に人気を集め、PRIDEきっての人気者そして、「
PRIDEミドル級絶対王者」として君臨。
一方「
The Iceman(
ジ・アイスマン)」チャック・リデルもリアリティーショー「The Ultimate Fighter 1」のコーチをやったことがきっかけで、人気に火がつき、ランディ・クートゥアを破り、念願のUFC世界ライトヘビー級王者となってからは、レナート・ババルやティト・オーティズといった強豪相手に4度の防衛を誇り、当時人気・実力ともにUFCの頂点にいた。
PRIDEとUFCという当時総合格闘技界二大強国の王として、人気・実力ともに頂点いたヴァンダレイ・シウバとチャック・リデル。
しかし、ほぼ同時期に王座から陥落することとなる。
シウバはミルコ・クロコップ、ダン・ヘンダーソン
リデルはクイントン・"ランペイジ"・ジャクソン、キース・ジャーディン
に破れ共に初の連敗を経験。
そして、世紀の一戦へ・・・
絶対的強さ・人気を誇った両者
初の連敗という屈辱
共に絶対に負けられない、生き残りを賭けた戦い
究極のサバイバルマッチ
PRIDEの誇りとUFCの誇り